胆道がんの手術は、手術規模がかなり大きくなり、肝臓や膵臓などの生命に極めて重要な臓器に直接処置が加わります。そのため、胆道がんを含む肝胆膵外科手術は、消化器外科手術の中で、特に難易度が高いといわれています。
この難しい手術を安全に、かつ確実に行うことのできる外科医を育てるために、日本肝胆膵外科学会は、高度技能専門医制度を2008年より始めました。
日本消化器外科学会専門医制度指定修練施設に認定されており、かつ「高度技能専門医」が1名以上常勤している病院は修練施設と指定され、そのうち、1年間に行った高難度肝胆膵外科手術の症例数により、施設(A)と(B)があります。
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50例以上行っている施設=修練施設(A)
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30例以上行っている施設=修練施設(B)
日本全国に修練施設(A)が111施設、修練施設(B)が106施設存在します。(2016年12月現在)
▶「高度技能専門医」のいる病院は、日本肝胆膵外科学会のサイト↓で検索できます。
サイト内の「エリア」を選び、その下の「修練施設」を選ぶと、病院名が表示されます。
専門医/指導医/施設検索|一般社団法人 日本肝胆膵外科学会 (jshbps.jp)
*出典:日本肝胆膵外科学会 一般社団法人 日本肝胆膵外科学会 (jshbps.jp)