研究促進支援
胆道がんの抗がん剤は極めて限られた選択肢しかありません。
米国ではオバマ政権時代に「難治性がん研究法」のもと、2017年から胆道がんを含む難治性がんの領域においても遺伝子治療研究が始まり、現在、多くの臨床試験が行われております。
一方、日本でも、2019年6月、がん遺伝子パネル検査が保険適用となりゲノム医療(プレシジョン医療)という新たな可能性が開かれました。しかし、現在のところその検査対象は、標準治療が終わった人、標準治療の効果がない人、希少がん患者などに限られ、検査の結果治療薬が見つかるのが10人に1人という状況です。
胆道がんを「治せるがん」にするために、研究者など医療側との連携を深め、研究促進に資する活動を模索して参ります。